学生時の奨学金の返済は信用情報に傷をつけない為に必須

 

奨学金制度は経済的理由で修学が困難な学生に対して学資の貸与を行う制度の事で、

 

 

  • 返済が必要な「貸与型」奨学金
  • 返済のいらない「給付型」奨学金

があります。給付型奨学金は現在海外留学用の奨学金になりますので、

 

 

一般的な日本の学生が利用する奨学金は貸与型


になり、これには無利息の第一種と利息がつく第二種があります。

 

 

  • 第一種は学業が優れた学生で経済的理由により就学困難な場合に利用することが出来ます。
  • 第二種は第一種よりもゆるやかな条件で利用することが出来ます。

これら奨学金の貸与を行っているのが独立行政法人日本学生支援機構です。

 

 

平成27年には貸与金額が約1兆1千億円、貸与人数は約134万人


にも上がっております。この奨学金の財源については奨学金を利用した学生からの返還金の割合が非常に大きいため、奨学金の滞納などが増えると機構が存続できなくなる可能性があり奨学金を確実に返還してもらうことが機構の大きな課題となっていました。

日本学生支援機構による個人情報の取り扱いについて

そこで、平成20年から日本学生支援機構で、

 

 

  • 奨学金を利用する場合、個人信用情報の取扱いに関する同意書の提出が必要
  • 同意をすると奨学金返還を3か月以上滞納した場合に個人信用情報機関に延滞の情報が登録される

ようになりました。一度延滞情報が個人信用情報に登録されてしまうと、延滞分の返済完了から5年間は延滞情報が消えません。

奨学金返還の延滞の現状

延滞情報が登録されているという事はつまりブラックリストに登録されているという事なので、その後、クレジットカードを作ったりカードローン、住宅ローンを申し込んだ場合に利用が困難となります。

 

 

現在奨学金を3か月以上滞納している延滞者は約17万3千人ほどいると言われており、滞納額合計は約898億円にも及びます。


また延滞者の37.6%が奨学金返還の義務を知らなかったと答えており、問題となっています。返済義務を知らなかったというのは、そもそも奨学金を借りる段階で説明されているはずなので勉強不足と言わざるを得ません。

 

 

不可解な理由で延滞する学生の意識ってどうなのかなぁ・・・


さらにそのままにしておくと個人信用情報に傷がつくことになり社会人として色々と不利なことにもなりますので、借りたお金は確実に返すという意識を持つようにしなければいけません。